視力回復と視力矯正
視力回復と視力矯正は一般的には同じ様な意味で用いられていますが、本当の意味は多少違います。

視力回復はその名の通り「失われた視力を取り戻す事」です。
例えば何らかの病気でほぼ失われてしまった視力を、「角膜移植」などによって再び取り戻すのが視力回復の本来の意味です。
それに対して視力矯正は「近視」、「遠視」、「乱視」、「老眼」などが原因で眼球のピントが合わなくなり、物が見え難くなった目に対してメガネやコンタクトレンズなどの器具を使って、物理的に眼球のピントを合わせる事を指します。
視力矯正では目の状況は生理的には何も変化していないのですから、メガネやコンタクトレンズなどの器具を取り外せば当然目の状況は元の木阿弥になります。
視力回復と視力矯正はこの様に多少意味が違いますがそれはさておき、視力に障害があるのは日常生活でも何かと不便ですね。
特に日本人の場合は「近視」が非常に多く、おおよそ3人に1人が近視だと言われています。
近視になると遠くのものが見え難くなり、更に進むとわずか2m先にいる知人の顔がぼやけて分からない様な状態になりますね。
そうなると道路上の障害物がよく見えない、黒板の字が見えない、車を運転していても信号や道路標識が見えないなど日常生活に重大な支障を来たす事になりますから、通常はメガネやコンタクトレンズなどで視力矯正をします。
しかしメガネやコンタクトレンズなどの器具による視力矯正は先にも述べた様に根本的な視力回復では無く、又、これ等の器具を使う事による弊害もあります。
そこで現在注目されているのが手術による根本的な視力回復の方法です。
視力回復を目的とした手術には様々な術式がありますが、現在最も多く行われているのは「レーシック」と呼ばれる術式です。
レーシックなどの手術によって回復した視力は、メガネやコンタクトレンズなどの器具によって矯正されたものではありませんので、手術後は器具に煩わされる事無く健常者と同じ様に生活が出来ます。
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